2017年06月09日

TZR手放しました

 Twitterを見ている方はもうご存知だと思いますが、先月5月22日にTZR250を手放しました。
 正直なところ、維持していくのは私にはもう無理だ、自分には現実的ではない、と思って決意をしてからは次の仕事休みの日にしようと考えての行動です。

 決めていたのは「購入したお店に引き取ってもらう」という事だけです。
 5月22日当日はその日に済ませる用を終えた後、いきなりお店に行くよりは一応事前に連絡しておいた方が良いかなと思って電話をしました。

 お店の方との電話のやり取りとしては、
「持ち込まれますか?エンジンはかかりますか?」
『今からかけてみるけど多分かかると思います。到着は多分30分後ぐらいになると思います』
「もしかからないようでしたら、出張引き取りは無料ですのでお気軽にご連絡ください」
細かい内容はもう覚えていませんが確かこんな感じです。

 私としては、これがTZRでの最後の走行になるので絶対に走っていきたいという気持ちです。
 書類を用意して、TZRを出す直前まで充電していたバッテリーを搭載してイグニッションキーを回します。
「キュイ、キュ、キュイーン」
通常通りにYPVSの起動音がしますが、今日はどこか物寂しげに聴こえます。
自宅での最後のTZR

 チョークレバーを引き、キックアームを出して軽く踏み込んでみます。
「スココン」
ん、問題なくかかりそうなキッククランクの下り方です。
 よし、かけてみるか。
 結果、5回目のキックでかかりました。エンジンは相変わらず絶好調です。
引き取ってもらいに向かうTZR
 マフラーから排気煙が出ているのが見えるでしょうか?写真だとわかりにくい。
TZRの排気

 暖機が終わるまでは写真を撮影したり眺めたりして過ごします。
 充分に暖機をしてスロットルを開けてもエンジンが止まらない状態になり、いよいよTZRの最後の出発の時です。
 ただ、電気系が駄目になっているようでウインカーが弱々しかったりなので、なるべく交通量の少ない道、交差点や曲がり角の少ない道順を選んで走行していきます。

 お店の人には「到着は多分30分後ぐらい」と伝えていましたが、約1時間での到着になりました。
引き取り店へ到着のTZR

 書類を渡し、手続きを終え、TZRは私の手を離れました。
 タンクの錆取りやフロントフォークのオーバーホール、エンジンからのオイル漏れっぽい状況等、修理にかかる費用と修理後の維持にかかる場所と時間と費用などを考えて決意したとはいえ、やっぱりTZRは大好きなバイクなので手放すのはとても悲しいです。

 手続きを終えて帰る直前に、最後だと思っての撮影をしました。
引き取られたTZR

 この後自宅まで2時間近く歩いて帰りましたが、途中で休憩に寄った公園のベンチに座って「TZRを手放した」とTwitterに投稿した後、ヘルメットを抱えながらちょっと泣いてしまいました。
 TZRを手放した悲しさと、自分にはバイク一台を維持できるだけの力も無いのかという不甲斐無さからの悔しさでいっぱいです。

 TZRを'07年から10年ほど所有しましたが、TZRに乗った事でEX-4でも今までと違う乗り方を試してみるようになったりして、EX-4の違う面の楽しさを教えてくれたような印象もあります。
 そして何より、TZR250(1KT)は私が「このバイク欲しい!」と初めて思ったバイクです。
 当時は私の年齢などでそれは叶いませんでした。
 もし当時の私がTZR250(1KT)を購入していたら、恐らく私も多くのバイク乗りと同じようにEX-4の事は知らなかったと思います。今の私のEX-4と同様にTZR250を扱っていた事でしょう。

 さよなら、俺のTZR。今までありがとう TZR
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